中島哲也監督の作品は名作が多い!

ヒロ55さんの好き語り

・はじめに

私は中島哲也監督の映画作品が好きで、何作品も観ています。

この記事では、中島哲也監督の作品の魅力について語っていきたいと思います!

 

・中島哲也監督とは?

1982年の「はの字忘れて」から映画監督としても活躍されていますが、CMの作成やジャニーズの映像作品を手掛けるなど、私達が必ず観たことのある映像作品を手掛けています。

作風としては、他の監督と違って、スローモーションの映像や空や風景のみを写すような映像の見せ方を好まれます。

また、音楽に合わせて物語を進めるような演出も好まれているので、様々な映像の撮影技術を駆使した作品を作っています。

作品の傾向として、少しグロテスクな映像もありますし、結構ハードでダークな内容も多くなってきますので、苦手な方は観ない方が良いと思います。

中島哲也監督を低評価しているのは、そういった人が多いようにも思います(渇き。は私も評価の高い作品だとは思いませんが・・)。

ただ、後で紹介する「下妻物語」は万人受けするような内容の作品となっているので、是非チェックしてみてください。

 

様々な賞も獲得されていますので、紹介致します。

・第26回ヨコハマ映画祭 作品賞、監督賞「下妻物語」
・第30回日本アカデミー賞 優秀監督賞、優秀脚本賞「嫌われ松子の一生」
・第32回日本アカデミー賞 優秀監督賞「パコと魔法と絵本」
・第34回日本アカデミー賞 最優秀作品賞、最優秀監督賞、最優秀脚本賞「告白」
・ファンタスティック国際映画祭 最優秀脚本賞「渇き。」

 

・私の好きな中島哲也監督の作品を紹介します!

「告白」

中島哲也監督の映画作品で、一番好きな作品が「告白」です。

この作品は内容に過激な部分がございますので、評価が高い一方で、批判的な意見も多くあるのも事実ですが、私はこの作品は優秀な映画作品だと思っています。

松たか子演じる教師の森口の娘が、クラスの2人の生徒に殺されてしまいます。

復讐を誓った森口は肉体的にではなく、精神的に2人を追い詰めていき、復讐を行っていくという内容となっています。

例えば、「HIVに感染している夫の血を、2人の牛乳に混ぜた」と言い出したり、体育館に爆弾を仕掛けて、皆を巻き込んで自殺しようとした犯人を妨害して、あなたの母親の大学の研究室に爆弾を置いてきたと言ったり、モンスター2人を追い詰めていきます。

シナリオは非常に重い内容で、観た後のズッシリ感は凄まじいです。

重い気持ちを2日は引きずりましたね(笑)

内容の重さだけではなく、映像の見せ方も凄く個性的な映像を見せてくれるので、非常に素晴らしいのですが、キャストの演技の表現力の高さがないと成り立たなかったでしょう。

まず、教師の森口を演じた松たか子の演技力が素晴らしすぎて、松たか子の代表作と言っても過言ではないです。

例えば、ファミレスから出てきた時に、泣き崩れて、そこから負の感情を押し殺して、復讐を進めることを決心するシーンですが、人によって捉え方はあるとは思いますが、個人的な意見としては、復讐する相手にも大切に思う母親の存在があり、母親を愛する気持ちを持っていたという事実を知り、後ろめたい気持ちを抱えながらも、自分の娘のことを思い出し、涙を止めて復讐をやめないことを決めたシーンだったのかなと考えています。

そして、最後の「ここからあなたの更生の第一歩が始まるんです・・・なーんてね」です。

この時の松たか子が悲しみ、怒り、憎しみ、復讐を果たせた喜びなど、様々な感情でグチャグチャニなった表情をしていたので、とても衝撃を受けました。

犯人の一人の過保護な母親を演じた木村佳乃の演技も素晴らしかったです。

過保護すぎるし、とても神経質な母親を見事に演じ切っていました。

最後に無理心中を図ろうとするシーンの演技も迫力がありました。

 

「来る」

告白とは別な意味でインパクトの強い作品でした。

来るは少しホラー要素のある作品ですが、シナリオの内容が賛否のある作品となっています。

正体不明の「あれ」が暴れまくって、どんどん被害者が出ていく中で、化け物を呼び寄せる原因となった田原と妻の香奈の隠していた秘密が明らかになっていきます。

自業自得に感じる部分はあるのですが、田原が最後にあなたはもう死んでいますと言われた時は、少し可哀想に感じました。

今作が賛否評論になっている原因となっているのが、クライマックスが原作とかなり違った内容になっていたからであると思います。

原作通りの内容のクライマックスですと、「あれ」が具現化した姿になって、怪物VS人間の今までによく観たことのあるような展開になっていたと思います。

逆に、映画のオリジナルのクライマックスにしたことで、「あれ」の正体が最後まではっきりと分らないため、最初から最後まで不気味さが増していたと思います。

原作では、「あれ」の正体をはっきりと書いているみたいですよ。

中島哲也監督の作品では、初めてのホラー作品だったので(他の作品もある意味、ホラーですが・・笑)、意外性を感じる方も多いと思いますが、一貫して描いているテーマは同じであると思います。

告白、渇き。などの他の作品でも、人間の形をしているけれど、人の痛みが分からないような所謂、「モンスター」を描いてきていましたが、ホラーで「あれ」をモンスターとして描いています。

しかし、個人的な意見ですが、被害にあっていく人間達も、実は自分勝手なモンスターだったみたいな捉え方をしています。

俳優、女優も、実力派の方ばかりで、全員が演技力も高く、安心して物語に没頭できます。

 

「下妻物語」

最後に紹介するのは、コメディ要素もあって所々笑える部分もあり、ロリータファッションをこよなく愛し、趣味と個性があまりに周りとかけ離れているために友達が一人も居ない主人公と、ひょんなことで知り合う地元のヤンキー娘のチグハグコンビの友情物語が魅力の下妻物語です

ヤンキー娘が毎回、突き放されても、殻にこもってしまっている主人公に不良らしくアタックしていき、主人公も疎ましく感じながらも、徐々に友情が芽生えていきます。

全くタイプの違う2人が徐々に仲良くなっていく過程を中島哲也監督の個性ある映像表現で描いてくれています。

この作品は、中島哲也監督の作品によく登場するモンスターのような存在もなく、観ていて笑えて、友情に少しほっこりできる作品となっているので、色んな世代の人に是非観てほしい作品となっています。

主人公の桃子を演じる深田恭子はロリータファッションがよく似合っていて、非常に可愛らしいですし、癖のある性格もしっかりと演じていましたし、ヤンキー娘のイチゴを演じた土屋アンナも非常に役柄が合っていて、凄く魅力的なキャラになっていました。

ロリータファッションの主人公の桃子とバイクで暴走するヤンキー娘のイチゴの友情物語と言いますから、観る前は結構イロモノ枠だと判断される人も多いと聞きますが、そんなことはありません。

かなり「王道の青春物語」であると思っていますので、安心して観てみてくださいね!

 

・さいごに

この記事では、中島哲也監督の作品の良さや特にお気に入りの作品について、紹介させて頂きました。

作品の内容によっては少し過激な内容の作品もあるため、人を選ぶとは思いますが、内容も映像の見せ方もとても面白い作品が多いです。

この記事を読んで、気になった方はTSUTAYAなどでレンタルして、是非観てみてくださいね!

最後まで読んで頂いて、ありがとうございました。

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この"好き"を書いてる人

ヒロ55

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