大人もハマれるアニメ「セーラームーン」!伝説の名作をファンに代わって紹介よ

Asakura Mika

1作目放送当時3歳だった私は、普通の女の子が変身して戦う姿にワクワクしていました。

結婚して3歳の娘とともにリメイク版を視聴して観ると、これまで見えなかった『セーラームーン』の世界が広がったような気がしたのです。

胸がキュンとなる恋、前世・現在・未来とつながっていく壮大な運命のストーリー、憧れたくなるプリンセス、敵味方問わず魅力あふれる人物達...。

大人になって改めて『セーラームーン』に触れてみて、心がときめく理由が見えてきたように思います。

25年ぶりに映画が公開され、Amazonプライムビデオで全シリーズ配信中のアニメ『美少女戦士セーラームーン』の魅力を、とことん紹介しましょう。

 

変身ヒロインアニメのパイオニア

『美少女戦士セーラームーン』は、1992年にテレビ朝日系で放送されたテレビアニメ。

『美少女戦士セーラームーン』は、主人公・月野うさぎと仲間達が地球を狙う悪者と戦うストーリーです。

90年代に放送されたTVシリーズは、1年ごとにパワーアップしながら、全5シリーズで展開されました。

放送当時は、社会現象を起こすほど大人気。

30代の女性なら、きっとリアルタイムで観ていたのではないでしょうか?

1作目放送当時、4歳前後だった私ですが、アニメが放送される土曜日の夜7時はワクワクが止まらなかったことを今でも覚えています。 

一筋縄で勝てないような強敵に果敢に挑む姿がとにかく熱くて、大人になって改めて観ても夢中になれました。

そして『セーラームーン』は、女の子向けアニメで初めて「変身して仲間とともに戦うヒロイン」を描いた作品でもあります。

90年代まで主人公が変身して戦うアニメは、『聖闘士星矢』など少年向け作品に限られていました。

『セーラームーン』は、バトル作品は男の子向けという固定観念を打ち破った作品と言ってもいいかもしれません。

 

原作、アニメいずれも最高!色褪せない面白さ

当時は月刊少女漫画雑誌『なかよし』に原作漫画が同時連載されていました。

原作漫画とテレビアニメは、登場人物や世界観は同じですが、アニメはコメディ色とバトル要素を強くしているのが特徴的。

原作は、バトルだけでなく主人公を取り巻く恋、戦士達の前世から背負う使命などをシリアスに描いています。

1990年代に放送されたアニメ、原作をアニメ化した『セーラームーンCrystal』もどちらも同じくらい魅力や面白さがあり、いずれも甲乙つけがたいほど素晴らしいです。

 

原作準拠の劇場版を3歳の娘と観に行きましたが、甘酸っぱい初恋やセーラー戦士達の自分の夢と戦う使命の間で葛藤する姿に引き込まれ、決して古い作品とは思えませんでした。

アニメ初回から25年経っても、いつ観ても何度観てもハマってしまう不思議な魅力を持っているのではないでしょうか。

 

親しみやすさと尊敬したくなる魅力を兼ね備えた主人公

改めて『セーラームーン』を見直して、素晴らしいと感じたことは、主人公・月野うさぎの人柄です。

うさぎは、ドジでおっちょこちょいで泣き虫ですが、みんなを等しく愛する優しさと決して諦めない強さの持ち主。

特に、自分から声をかけて、仲良くなろうとする姿勢は尊敬せずにはいられません。

うさぎの仲間である亜美、レイ、まこと、美奈子は、もとはクラスや周りの人達の噂によって周囲から浮いてしまった女の子たちでした。

亜美は勉強が得意ゆえに周りから浮いてしまい、霊感が強い自分とそうでない人との違いに悩むレイ。

まことは料理などが得意で女子力が高いのに強い腕っぷしばかりが噂され、美奈子は人知れずセーラーVとして街で起こる事件を解決していたため、放課後にクラスメートと遊ぶことはできません。

うさぎは、彼女たちと初めて出会った時、それぞれの良いところや内面に目を向けて、分け隔てなく気軽に声をかけました。

これをほぼ初対面の人相手にできるのは、なかなか勇気がいりますよね。

相手に変に思われないか気にして悩んでしまう私も、彼女の素直な性格を尊敬せずにはいられません。

 

4人の心のわだかまりを解き、仲良くなっただけでなく、5人が素直でありのままの感情を出し合える関係を維持できているのも、きっと彼女の魅力なのでしょう。

また、どんな逆境も決して最後まで諦めず、仲間たちを守り抜こうとする姿勢も頼もしく、かっこいいと思えます。

1993年に公開された映画『劇場版セーラームーンR』を観れば、うさぎの魅力が1時間でしっかり分かりますよ。

どこか抜けていて親しみやすく、見習いたくなるほど美しい心を持った主人公。

25年の時を経ても、『セーラームーン』を愛するファンが多くいるのは、主人公であるうさぎの魅力にあるのではないでしょうか。

 

誰を推そうか迷っちゃう!魅力あふれるセーラー戦士達

魅力あふれるのは、主役だけではありません。

セーラームーンとともに戦うセーラー戦士達は、それぞれ素敵な魅力の持ち主ばかり。

可憐でおしとやかな雰囲気を持ち、頭脳と冷静な判断力でサポート。水の戦士、セーラーマーキュリー。

凛とした佇まいを持ち、お札と炎の技で最前線で戦う、セーラーマーズ。

パワフルなのに女の子らしさ全開。雷の技で攻撃するセーラージュピター。

明るくて活発。プリンセスを守る4人のセーラー戦士のリーダー、光の技を巧みに駆使するセーラーヴィーナス。

未来からやってきたうさぎの娘で、セーラームーンと共に戦う見習い戦士、セーラーちびムーン。

男性的でかっこよく麗しい戦士。風や重力を巧みに操り、威力の高い攻撃を繰り出すセーラーウラヌス。

優雅さ芯の強さを併せ持つ戦士。ウラヌスの頼れるパートナー、セーラーネプチューン。

賢さと優しさにあふれた頼れるお姉さん。時空を超える扉を守る戦士、セーラープルート。

悲しい過去と人のために動ける優しさの持ち主。世界を破壊する強大な力を持つセーラーサターン。

 

どのセーラー戦士も、見た目も心も美しく、大切な人を守るために戦う姿がかっこよく、愛さずにはいられません。

それぞれのかわいさやかっこよさが際立つ回もあって、観進めると推しがきっと見つかるのではないでしょうか。

 

命の重みが伝わるストーリーに涙せずにはいられない

『セーラームーン』のストーリーの魅力は、ごく普通の女の子が命をかけて、戦うところだと思います。

『セーラームーン』には、第1作目で主役クラスの人物が戦って命を落とすという衝撃展開があります。

仲間や愛する人がいる幸せな日常を守るため、精一杯持てる力を出して、常に全力で強大な的に立ち向かっていくヒロイン達。

ひとりがみんなのために、みんながひとりのために支え合う姿は手に汗握ります。

なかでも、1作目のクライマックスで力を使い果たした仲間が主人公に全てを託し、逆境を乗り越えて勝利を掴むドラマは、涙なしに観られません。

仲間たちが次々命を落とす度に、うさぎが涙をいっぱい流すので、もらい泣きしてしまうのです。

登場人物が命懸けで仲間を守り、散っていく姿を通して命の重みを描いたヒロインアニメは、本作の他にないのではないでしょうか。

 

前世から惹かれ合い、未来まで愛し続ける2人が魅力的

『セーラームーン』は、他のヒロインアニメにはなかなか見られない恋愛要素が強い作品です。

主人公のうさぎが恋する高校生(90年代アニメでは大学生)の地場衛は、実はうさぎの前世「プリンセス・セレニティ」の恋人。

地球がまだひとつの国だった遥か昔、地球の王子「エンディミオン」でした。

月と地球の人は、決して関わってはならない絶対的な掟がありましたが、二人は好きになってはならない関係でも惹かれずにはいられなかったのです。

しかし悪に心を染めた女性が、地球の人々を操り、月に侵攻。

セレニティをかばい、エンディミオンは命を落とし、絶望したセレニティはエンディミオンの剣で後を追ってしまいます。

やがてお互い愛していた二人は、現代に転生して、また出会い、惹かれ、未来で結ばれるのです。

まるで『ロミオとジュリエット』のような悲しい恋。

それでも未来でまた再会できるのが、とてもロマンティックですよね。

焼き餅を焼いたり、彼が近くにいるだけでドキドキしたりと中学生の女の子らしい恋をするうさぎと、うさぎを全力で守ろうとする衛。

前世こそ悲恋だったものの、2人とも純粋でまっすぐな気持ちの持ち主で、二人の関係に惹かれてしまうのです。

 

好きが止まらない!切なく胸を締め付ける片思い

美しい心を持ったうさぎと衛に、惹かれてしまうのはファンだけではありません。

1作目の敵キャラであるクイン・ベリルは、衛の前世であるエンディミオンに片思い。

2作目の敵キャラであるプリンス・デマンドは、うさぎの未来の姿であるクイーン・セレニティに想いを寄せ、彼女が欲しいあまりにうさぎをさらいます。

そして、未来のうさぎと衛の娘であるちびうさも悪の手に墜ちた時、思いを寄せていた衛をうさぎから奪おうとしました。

数ある片思いのなかでも、5作目に登場する戦士「セーラースター・ファイター」に変身するアイドル・星夜光の片思いは、「銀河一身分違いの片思い」と呼ばれています。

衛が留学し、寂しがるうさぎの心を埋めてあげたい星夜。

うさぎの心の中にいるのが衛だけだと知っていても、未来のクイーン・セレニティだと知っていても、思いを募らせていく姿に惹かれたファンも多いのではと思います。

叶わない恋だと知っていても惹かれてしまう。

片思い経験者にとって痛いほど共感できる恋が描かれる『セーラームーン』は、大人だからこそ引き込まれるのではないでしょうか。

 

何年経っても美しい最高の変身シーン 

『セーラームーン』の魅力は、バトルと、憧れたくなる恋や切ない片思いだけではありません。

変身シーンの作画や音楽がとても美しく、見入ってしまうのです。  

やはり90年代版の変身シーンは、見ていて胸が躍ります。

くるくる回って羽やリボンなどを全身に纏わりながら、徐々に変身していく姿を、丁寧に躍動感満載に描写。

決めポーズや顔のアップの表情が、十人十色でどれもうっとり見入ってしまいます。

水や火、雷などの動きのある効果やスカートのプリーツの動きなどを繊細に手書きでしっかり描かれていて、1作目放送から30年近く経った今観ても美しいと言いたくなるでしょう。

『セーラームーンCrystal』では、変身シーンがフルCGになり、90年代より躍動感が少なくなってしまったのですが、2021年1月に公開された劇場版『セーラームーンEternal前編』の変身シーンは、90年代版を完全再現していて、劇場内で胸が熱くなりました。

そして、変身中の音楽が、最高にかっこいいんです。

重厚感のある低音の効いたサウンドから始まり、ストリングスの効いた透明感のある音楽に変化。

神秘的なコーラスをアクセントにしており、こちらも唯一無二の美しいBGMとなっています。

アニメ好きの人もそうでない人も、ぜひ最高に美しい変身シーンを観ていただきたいです。

 

不朽の名曲、不朽の名作をぜひ!

メールもLINEもない時代、孤独な夜に膨らんでいく恋心と、運命の恋を歌い上げた主題歌『ムーンライト伝説』。

この有名な主題歌も好きですが、数ある名曲の中で私がオススメしたい楽曲は、『セーラームーンR』のエンディングテーマ『乙女のポリシー』です。

この曲は、どんなピンチも挫けず、恐れず、大きな夢に向かって進むことが素敵だと教えてくれます。 

落ち込んで元気を出したい時に聴くと、力が湧いてきます。

ドジで泣き虫だけど、最後まで挫けない強い心を持ったセーラームーン。

本作を観れば、気弱な自分も彼女のように強くありたいと思えるようになります。

アマゾンプライムビデオでは、全シリーズを配信中です。

当時の女の子もそうでない人もきっとストーリーの深さ、強く美しく生きる彼女達に魅了されますよ。

ぜひ堪能してみてください。

いいね!!

この"好き"を書いてる人

Asakura Mika

アニメと特撮、声優さんやアニメソング、俳優の山田孝之さんをこよなく愛するオタママライター。

推してる作品で、多くの人が楽しめる作品を中心に紹介します。

Twitter

SNSでみんなに魅力を伝えよう!