お酒にまつわるエトセトラ

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お酒と自分

私はお酒が好きだ。大の付くほど好きだ。

飲み会の席で初対面の人に「お酒好きなんですよ」というくらい好きだ。もっぱら私が好きなのはビールである。

1杯目は必ずビールと決めている。また、2杯目もビールだ。2杯目を飲み終わると、他のアルコールに変更する時もあるが、ほぼずっとビールだ。お酒を飲んだ日にビールしか飲んでいない時だってある。

ビールのあの苦い味、シュワシュワとした炭酸の喉越し、ある程度、酔っ払うことができるあのアルコール度数。それらを全部ひっくるめて好きだ。

「ビールが美味しく感じたのは、歳を取ってからだ」ということをよく聞くが、私は大人になって初めてビールを飲んだ時からビールが好きだ。根っからのビール党である。

 

私が一番好きなビールの銘柄はサッポロの赤星だ。

すっきりとして、クセのないビールの味。自分の限界が来るまで何杯でも飲むことができる。

飲み屋さんで赤星が置いていたら、必ず赤星を頼み、その写真をInstagramにあげている。なので、私の周囲の人間は、私が赤星が好きだということを知っていてくれている。赤星が安く飲める飲み屋さんがあると教えてくれたりもする。

こういう時、Instagramにあげていて良かったな、と思う。

 

逆に苦手なビールは、同じサッポロだが、エビスだ。

あの味は私には高級すぎる。味がものすごく濃いからだ。

考えてみたら、私は味が薄いビールを好んで飲んでいる気がする。バドワイザーや青島も好きだからだ。しかし夏になるとアサヒのスーパードライを飲みたくなる。あの切れ味が夏の暑さにバテている自分にはたまらない。

 

2番目に好きなアルコールはプレーン酎ハイだ。

これはいつもビールの次に頼むか、飲みのシメとして頼んでいる。雑味のない味が好きなのである。

いつも「レモン酎ハイはすっきりするからいいけど、なんでプレーン酎ハイがいいの?」と聞かれるが、レモン酎ハイはレモンという味があって、私は酎ハイには味を求めない。

プレーンがいいのである。特に甘くないものの方がいいのだ。

 

3番目に好きなアルコールは日本酒である。

好きであるが、あまり詳しくないというか、銘柄が多すぎて覚えられないので、いつも「辛口でキレのあるやつで!」といった感じで店員さんに丸投げしてしまうし、日本酒専門のお店に行き、メニュー表を見て「辛口」と書いてあるものを片っ端から頼んでいくスタイルである。

日本酒はお酒おつまみに何にでも合うから好きである。

特に日本酒の魚の相性と言ったら、素晴らしいものがある。私は日本酒とお刺身の相性が抜群だと思っており、それを超えるお酒と食べ物の相性はもうないのではないかと考えているほどである。

また、日本酒は度数は高いものもあるが、ふんわりとゆっくり酔っていく感じも好きである。自分とゆっくりと向き合っている気がしている。

 

逆にこんなお酒好きの私が飲めないアルコールは洋酒全般である。つまり世界の半分くらいのお酒が飲めない。

ワインもウイスキーも無理だ。飲むと気分が悪くなってしまうので、体が受け付けないのだ。

例えば結婚式などではシャンパンかスパークリングワインで最初の乾杯をするが、私はその注がれたグラスの中身を全部飲み干すことができないのである。

一口だけ飲んで、後は下げてもらい、めでたいラベルの貼られたビール祭りの始まりである。

結婚式はめでたくビール祭りをするところだと考えている節があるが、魚料理が出てきた時には白ワインを、肉料理が出てきた時には赤ワインを勧められるが、それらも全部断っている。

私はビールがいいのである。

 

ウイスキーも飲めたらいいのに、と思うことがある。

安く飲めるものの代表としてハイボールがあると思っているし、やはり飲み屋さんで圧倒的に安く提供されるのはハイボールである。

そして太らないお酒としてよく紹介されるのもウイスキーやハイボールなどである。ビールは完全に太る飲み物として例に挙げられるが、もうこれは仕様のないことだと思って、割り切っている部分もある。

またウイスキーを飲めるとかっこいい、という私の偏見がある。

落ち着いたバーでスコッチ片手にタバコを薫せ…などと一度はやってみたいが、気分が悪くなるのが関の山であるので、もう私は大衆的な飲み屋さんで赤星をガバガバと飲んでいる方が性に合っていると思う。

 

今考えると、体が受け付けないアルコールがまだあった。それはストロングゼロなどの度数の高いアルコールの飲み物である。

ストロングゼロを飲んでも、何もいいことがない。ただ、私は気分が悪くなってしまうだけだ。

安く、手っ取り早く酔うには、一番良い飲酒方法だと思うが、私には合っていない。度数が4〜7パーセントくらいのアルコールをずっと飲んでいた方が、私は心地良い。

 

お酒と家族

私がストロングゼロが苦手だということは前述したが、私の両親はストロングゼロが大好きである。毎晩1本は飲んでいるので、もうケースの箱で買っているくらいだ。

両親はまだ仕事をしており、短時間で酔っ払いたいためか、ストロングゼロを好む。つまり、両親もお酒が好きだということになる。

もう両親揃ってお酒が好きなので、つまり私はお酒界のサラブレットである。

同時に、私には兄がいるが、兄もお酒界のサラブレットだ。しかも兄は体育会系出身で飲む量が半端ではない。飲む量というか、飲み方が半端ではない。

まずストロングゼロを飲み干し、喉の渇きを潤し、それからビールを飲み、日本酒を飲み、またストロングゼロに戻る。それの繰り返しである。お酒が好きな私からしても怖い飲み方である。

私たち家族が、お正月などで揃って飲むと、空き缶や空き瓶の量がすごいことになる。ご近所さんに見られたくないレベルの量だ。

 

お酒と配偶者

私は結婚していて、配偶者がいる。しかし配偶者は飲めるクチではあるが、あまり家や外で飲まない。飲んでも酎ハイの缶を1本くらいだ。

私がクリスマスや誕生日などのイベントがあるたびに「飲もうよ」と言って誘い、私は飲むが、配偶者は飲まない。飲まない相手と飲むのは大変気を遣うので、私は家では飲まなくなってしまった。

ただし、私の誕生日に外でお祝いをするときは、「いくらでも飲んでいいよ」と許可をもらい、配偶者も飲むので、その時だけは楽しい。

配偶者の飲む・飲まない問題はかなり難しい。

しかし配偶者も飲みたい時もあるようで、その時は私とではなく、配偶者の友達としこたま飲んでいる。私では役不足のようだ。それもそれで寂しいが、配偶者がそれで楽しかったら、良しとしよう。

 

お酒と友達

配偶者が飲まない分、私は友達と飲む機会が非常に多い。宅飲みも好きだが、外で飲み屋さんで飲むのが好きだ。そして何軒もハシゴをして、もう結構いい歳なのだが、朝の4時くらいまで飲むこともある。

配偶者がいない分、気を遣わなくて良いのが、私にとっては楽だ。

飲むのが好きなことから、飲み会で出会って飲み友達になる、というパターンが非常に多い。

私はいま30代前半なのだが、子どもはおらず、ただ仕事をして家事をして、というだけだ。

学生時代の私と同じ年くらいの女性は皆ほぼ結婚し、子育てをしているので、なかなか誘いづらい。結婚をしていなくても、遠方に住んでいたり、仕事が激務であったり、それもそれでなかなか飲みに誘いづらく、ついつい気軽な飲み友達に連絡してしまうのだ。

そうであるから、飲み友達には独身や男性が多い。友達と飲むのは、簡単に言うと、「楽しい」。

様々なジャンルの仕事をしている友達が多いので、いろんな話を聞くことができて、家で仕事をして家事をしているだけの私が体験できないようなことを、平気でやってのけている。

また、バンドをやっている飲み友達も多いので、バンド界隈の話や、好きな音楽の話や聴いたことのない音楽の話をすることができて、まだ自分は学生なんじゃないかと錯覚するほど、楽しい。

また、今はコロナ禍で大勢の人数と飲むことが悪しきことだとされているが、コロナ禍以前の大人数での飲み会では、憧れの著名人と飲むことが多数あって、「お酒が好きでよかった…」と思うことも多かった。

そんな時代は戻ってくるのか、今はもうわからないが。もう「あの頃はよかった」と思うしかできないかもしれない。

 

ひとり飲み

友達とお酒を飲むのが楽しいと述べたが、ひとりで飲むことも好きであるし、ひとりで飲むことに対して抵抗感は全くない。ひとりで飲むことの利点は、「好きなようにできること」である。

例えば、友達と飲み屋さんに行き、少々お値段が高いおつまみを食べたいけれど、いいのか…?と自問自答することがあるが、ひとりで飲みに行くときはそんなことを考えないで済む。

自分が好きな物を好きなだけ食べれるのである。好きなようにお酒やおつまみを頼み、行きたいタイミングでトイレも行けるし、自分のタイミングで帰ることもできる。

こう考えると、私はひとり飲みに向いているタイプかもしれない。

そして、ひとりで行くと、店主さんや店員さんと喋って、いい情報を仕入れることができるし、同じようにひとりで来ている人と少し話すことができる。飲み屋さんで会って、その場限りの話をするのは、それはそれで楽しい。

深いところまで皆突っ込んで来ないし、深入りしたりしないので、面倒なことになったりすることはない。そういった点で楽である。

 

二日酔いについて

これだけ結構お酒を飲んでいると、二日酔いになったりすることもある。特に午前まで飲んだり、苦手なお酒を飲んだりすると、必ず二日酔いになってしまう。

もうお酒が好きな人にとっては二日酔いという問題は共通のものであり、ここで情報を共有しておきたいと思う。

私が考える、二日酔いの治し方は「ポカリスエットを飲むこと」である。

私は飲んだ後にいつもコンビニに行き、大きめのポカリスエットを買う。大きめのポカリスエットがなかった場合は500mlを2本買う。寝る前に500ml程度を飲んで、翌朝まだお酒が残っていたら、また500ml程度を飲む。

そうすれば少しは二日酔いがマシになる。

ポカリスエットを飲んでいる時は「こんなに体の水分が奪われていたのか…」という驚きと発見を毎回している。

それでも二日酔いがひどいという人には「ミラグレーン」という錠剤をおすすめする。

結構高い二日酔い用というか肝臓のための錠剤だが(ヘパリーゼやウコンの錠剤の進化版だと思っていただければ)、飲む前に錠剤を飲むと、あまり酔わない。というか酔うことは酔うのだけれど、酔うスピードがかなり遅くなる。

私はミラグレーンも常備しており、飲む前と翌朝に飲むようにしている。

まあ、それでも二日酔いになる時はなるのだが、それは自分の体調と飲む量が間違っていたということになるので、今後の参考になる。「あの時、水を頼んでおけば」や「あの時酎ハイじゃなくて、まだビールだったら」などと考える指標となる。

 

 

これだけ長い期間お酒を飲んでいると、とても嬉しかったことも、とても悲しかったことも両方ある。

でもそれは単にお酒のせいではなくて、その人個人の問題や自分自身の問題が露呈してしまっただけである。お酒を飲んでいて、嬉しかったことだけを心の宝箱に入れて、私はいま生きている。

しかし、やはり飲酒は肝臓にも負担がかかっているので、ちゃんと休肝日を作り、適量を飲むことがこれからの長い人生で大切なのでは、と思う。

ずっと美味しく、楽しく、お酒が飲めるように。

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