私とSNS

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SNSとの出会い

私が初めて使ったSNSは「mixi」である。大学入学前の高校3年生の時、友達のお姉さんに誘われて、入会をした。

インターネット自体は使ったことがあるし、中学生や高校生の頃には自分でタグを打ってホームページを開設していて、掲示板など知らない人たちとも交流をはかっていたり、そのホームページのオフ会も経験があったし、あまりmixiのサービス自体には抵抗感を抱かなかった。

抵抗感、ではなく、好奇心のほうが優っていた。「こんなサービスがあったんだ!」と私は胸を踊らせていた。

当時のmixiは自分個人で入ることは不可能で、mixiをやっている人から招待されて入るものであった。私は周りの友人たちを招待しまくって、サービスを楽しんでいた。

mixiの基本的なサービスは「日記を書くこと」と「コミュニティに参加すること」であった。日記を書いたら、友人からのリアクションをもらえて嬉しかった覚えがある。これはいつのSNSでも通ずるものがあると思うが。

mixi独自のものはやはり「コミュニティに参加すること」であった。

入っているコミュニティによって、自分が何に興味があり、何が好きなのか、ということが一目瞭然なのである。

好きなもののコミュニティにもちろん入ることもあったが、背伸びをして「かっこいい」趣味のコミュニティに入ったこともある。これも若気の至りなのであろうか。

 

大学に入ってからはもう、mixiの全盛期であった。

1回喋っただけの人からも「mixiやってる?」と聞かれ、マイミクになる日が続いていた。全然覚えのないマイミクもたくさんいた。もちろん、大学で出会った同級生ともmixiで交流をしていた。

実を言うと、今の配偶者との付き合うきっかけもmixiなのである。

当時、今の配偶者とは面識はあるが交流がなく、どうにかして接点を作りたいと思い、とある用事を無理やり作って、mixiの機能でメッセージを送り、きっかけを作った。これで今の配偶者の連絡先をゲットしたのである。そこからやりとりするうちに、私たちは付き合うようになった。

もしmixiというきっかけがなかったら、私たちは結婚どころか付き合うこともしていないかもしれない。

 

Twitterとの出会い

だんだんmixiが中だるみをしてきたとき、そう、それは私が大学を卒業するくらいに、「Twitter」というサービスがあることをインターネットに詳しい人から聞いて登録してみた。

mixiのように自分の思っていることを発信できるが、1度に発信できるのは140文字だけで、コミュニティなどは存在しない。

しかし、自分のことを気軽に「つぶやく」ことができるので、Twitterは現在でもやっている。

 

Twitterはmixiと違い、誰でも簡単に登録することができるので、Twitterにはいろんな人がいた。それで私は世界が広がった。誰でも簡単にフォローをすることができるので、いろんな人をフォローした。

まずは有名人や著名人をフォローし、有名人の情報を集めたりしていた。そしてその時はまだ少なかったがTwitterをやっている友人たちをフォローした。

しかし、ある理由で私は一度Twitterをやめた。いわゆる「垢バレ」をしてしまったからだ。ここがインターネットの怖いところである。

それからは見られたくない、友人たちとの交流のアカウントを非公開設定、有名人や著名人、ちょっとした知り合いや上司のような人、大学を卒業してから出会った人たちとの交流アカウントを公開設定にして、アカウントを使い分けるようになった。

その使い分けは今もそれは続いている。

 

InstagramとFacebookの出会い

私が大学を卒業して1年くらい経った時に「Instagram」というSNSが少しずつ周りの人間が使うようになったので、私も使うようになった。

Instagramは文字メインのmixiやTwitterとは異なり、自分が撮った写真や動画をアップするツールであった。

時を同じくして、「Facebook」というSNSも、知人の紹介で使うようになった。しかしFacebookは実名制で、私にとっては居心地が悪かった。

Facebookできちんと投稿をしたのは、結婚の報告くらいだった。それは結婚することを周りの人にはきちんと面と向かって話していなかったからだ。

現在もFacebookは見ることはするが、投稿することはしていない。

 

日常的に使っているSNS

今現在で日常的に使っているのはTwitterとInstagramくらいである。そして一番ハマっているのは、Instagramだ。

Instagramは24時間で消えるストーリー機能というものがあって、それを活用している。

24時間で消えることもあって、結構何でもないことも投稿しているし、何より、誰が見たかということがわかることも好きだ。mixiで言うと足跡機能である。誰が何を見たか、ということを知ることはとても興味深い。

また、Instagramを好きな理由のもう一つに好きなアーティストと繋がっている手段であるからだ。

昨年の緊急事態宣言が出ている時に、アーティスト側もライブなどがなくなったせいか、Instagramをよく使うようになっていた。

インスタライブという機能で、アーティストが生配信して、ファンの質問に答えることもあったし、ストーリーには質問機能を使って、それを見たファンが質問に返信することもあった。

そういったストーリーでファンと交流を持つアーティストも少なくはなかった。私はそれでアーティスト側と交流を持つようになり、好きなアーティストからフォローをされたことも何回もある。

 

Instagramで一番嬉しかったのは、前述した通り、好きなアーティストからフォローをされたことである。それも今一番好きなアーティストからだ。

その方とは音楽の話で盛り上がり、フォローをされて、今でも時々DM(ダイレクトメッセージ)で、やりとりをするような仲である。

そのアーティストの方のメイクが素敵で「どこのブランドのアイシャドウですか?」と聞き、実際に使っているアイシャドウを紹介して、自分も買う、ということもしたことがあるし、音楽的な話で「この方が書いている本が良いですよ」とメッセージも送ったこともある。

友人知人たちにこの話をすると「もう友達じゃん!」と言われるが、私はそうは思っていないし、アーティストと私の間には大きな線が引かれていると思っている。ただDMのやりとりをするだけの仲だ。

実際Instagramで交流を持っていて、ライブに誘われて会ったこともあるアーティストもいるが、アーティストとファンとの間には大きな壁が立っていると思っている。

私はそちら側にはまわれないし、行くつもりもない。アーティストはアーティストだし、自分は単なるリスナーである。

こういった深入りとかをしない関係がとても心地いいとまで思っている。「インターネットで知っているあの人」的な位置が良い。

Instagramはあくまでもそういった表面的なツールであると考えている。

 

承認欲求が満たされるInstagram

またInstagramはSNSの中で、もっとも承認欲求の満たされるものだと考えている。

やはり「いいね(ハート)」の数は、こんな非公開でInstgramをやっている私でさえ気にしてしまうことから、もっとオープンにして、フォロワーを増やそうとしている・増やしている人からしたら、そういった「いいね」の数は非常に気にすることであろう。

ワンタップ(もしくはツータップ)の行為が、人の承認欲求を満たされるのであるのは、とても面白いというか、興味深いものである。

私もそもそも嫌いな人には「いいね」をしないどころか、フォローを外すのははばかられるので、ミュートをしている。

本当に怖いのは実際に投稿を見ても「いいね」をしないことではなく、ミュートする・フォローしない、といった無関心なものかもしれない。

 

SNSとの付き合い方

SNSはごく稀に自分の暗い部分や秘密を明かしたりする人もいるが、私はそういった使い方はしない。

ただ表面的なことをつぶやいたり、おもしろかった出来事を報告するツールであって、そういう暗い部分や秘密を明かすツールではないと思っている。そういった話は直接するに限ると思っているからだ。

しかし、今やコロナ禍で人と簡単には会えない時代になってきており、孤独に苛まれている人もいることも事実である。

私にとっては表面的なツールであったとしても、その人にとっては命綱だったりするかもしれないので、そう簡単には批判できないとは思っているし、そういう暗いつぶやきやつらそうな投稿を見たら、おせっかいな私は直接連絡を取って、「大丈夫?」と声をかけて、話を聞く。

SNSを介して、直接の交流が始まることもある。

 

結局、SNSと自分自身の関係とは何なのであろうか、という自問自答になってしまうこともある。

まだ、その答えは私の中からは出てきていない。

私はLINEをやめたことはあるが、SNSは垢バレしたことを除き、やめたことはないし、Facebook以外のSNSのアカウントは何個も持っているし、使い分けをしている。

これからもっとSNSは身近なものになってくるはずであるし、もうSNS依存症の人々も実際にいるし、それを題材にした漫画なども存在している。

SNSとどう付き合っていくかが、これからの生き方の指標になるかもしれない。

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