夜のサービスエリアって日常の中の非日常感があっていいよね

kagiya takashi

いきなりだけどさ、夜のサービスエリアっていいよね!? なんかゾクゾクするって言うか、ワクワクさせてくれるって言うかさ。分かってくれる人いるかな??

夜に高速道路を運転していると、特段休みたいわけじゃないけどサービスエリアに寄りたくなる。夜行バスなんかでも深夜のトイレ休憩時には、わざわざ眠い目をこすりながらも外に出たくなるのさ。

えっ、何がそんなにいいのかだって?

 

日常の中にある非日常

夜のサービスエリアってのは日常の中にある非日常を味わえる特別な場所なんだよ。えっ、昼でもいいんじゃないかって? 昼のサービスエリアはだめだ。あれはまだ日常の範囲内。夜じゃなきゃだめなんだ。そして同じ夜でも夜中であればあるほどもっといい。

夜勤などをしている人じゃない限り、夜はお布団の中で眠っていることが普通だろう。そもそもが夜中に起きていていること自体が日常ではないのだ。

そして夜は暗くて人気(ひとけ)が少ないのが普通。だがサービスエリアでは照明が煌々と灯され、多くの人が集まっている。これも自然の摂理に反すること。

であれば普通に繁華街でもいいんじゃないかって反論が出そうだが、それはいけない。街中にある繁華街とは違い、サービスエリアってのは砂漠の中のオアシスかのごとく、そのスポットだけがにぎわっている。周辺は山や峠など闇夜の中にポツンと存在するってのが重要ポイント。

日常の中の一部ではあるんだけど、極めて非日常的な空間。それが夜のサービスエリアなのである。

 

多くの人が交差する場所

サービスエリアには素性も知らぬ、その目的も異なる大勢の人が集まる。

どこかの拠点へと荷物を運ぶ長距離トラックドライバー。遠く離れた実家へ帰省するために夜中に出発したであろうファミリー。深夜バスで東京ディズニーランドなどの観光に向かう若者たち。純粋に夜のドライブを楽しんでいるスピード狂などなど。

顔見知りでもない限り特段個々人の間で接点が生まれることはないが、それぞれ別々の目的をもって運転してきたドライバーたちが、高速道路の中のサービスエリア一点に集まる。そして十分に休憩したら車の中というプライベート空間にこもって、また自分自身の目的のために旅立っていく。

大げさに言ってしまえば、それぞれの人の人生が交差する場所。なんかロマンを感じないだろうか・・

 

コーヒーをのむ至福のひととき

そんな非日常的な空間の中で、次々とやってきては次々と去っていく旅人たちを見ながら、一杯のコーヒーを飲む時間はまさに至福のひととき。

ただの缶コーヒー(もしくはインスタントコーヒー)なので、コーヒーそのものが絶品というわけではない。だけども一杯のコーヒーを飲んでいると哀愁・達観・好奇などなど、不思議とさまざまな感情が心の底からわいてくる。夜のサービスエリアが持つ魔力は、ただのなんてことないコーヒーでさえ極上の一杯に変化させくれるのさ。

 

食べても倍うまい

特別な空間でコーヒーを嗜む(インスタントだけど!)みたいな楽しみ方もいいけど、夜中といえど腹は減る。深夜にもなるとさすがに屋外にある屋台形式の飲食店は閉まっているが、海老名SAなどの大きめのサービスエリアでは屋内の飲食テナントが24時間営業していたりするので、そうした場所では普通に食事を楽しめる。

なんて言うのかな、深夜に食べる食事というだけでちょっと背徳感があって特別な味わいになるわけだが、サービスエリアで食べると倍うまいのだ。ただでさえ昼のサービスエリアで食べるラーメンやカレーなど、何でもないような料理でさえその特別感からちょっとおいしく感じるのに、それが夜ならなおさら。

旅の途中だし、自制心を解放してついつい本能のままに腹を満たしたくなる。それも夜のサービスエリアの不思議の一つ。

 

さいごに

昨今はサービスエリアの商業的サービスの満足度がかなり高くなっていることもあり、テレビ番組などでも有名SAのグルメや特産品など取り上げられることが増えてきた。しかしその多くはサービスエリアの昼の顔であり、日が暮れた後には夜ならではの魅力がある。

長距離トラックの運転手などでもない限り、夜に高速道路のサービスエリアやパーキングに立ち寄る機会はそうそうない。でもだからこそ、そんな非日常的な空間が、僕の心をわくわく・ぞくぞくさせてくれるのだ。

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kagiya takashi

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ソフトウェアが好きです。でも椎名林檎の方がもっと好きです。

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