御朱印をもらいに神社・寺社へ行ってはいかが?

Halu Amatsuji

はじめに

「神社やお寺のどこがそんなに面白いの?」「神社やお寺にそんなに通っているのがわからないんだけど」

神社やお寺が好きだと言うと、たいてい友人たちからこのような質問をされます。神社やお寺の魅力がわからないと。なんで初詣やお盆でもないのに神社やお寺にあなたは行っているのだと。

確かに、友人たちの言っていることもわかります。神社やお寺が好きではない人からしたら、大人、特に祖父や祖母などのご年配の人が訪れるところだという印象が強いのだと思います。遊ぶところでも、買い物をするところでもない。ただ行ってお参りをしておみくじを引くくらいの場所なのだと思います。

しかし、神社やお寺ほど日本の文化を感じられる場所はないと思います。建築から美術、歴史など様々な視点からそれらを見てみると「なるほど」と思うところがたくさんあるのです。調べれば調べるほど奥が深く、私たちの心を引きつけます。ただご年配の方々が訪れる場所ではないのです。若い人たちも神社やお寺に行ってもいいのです。いや、むしろ行って欲しい!

だから、今回は神社やお寺のことを全く知らない人や、行ってみたいけどあと一歩が踏み出せない人たちに向けて、神社やお寺の魅力を感じらてもらうために神社・寺社文化の1つである「御朱印」を紹介します! 神社や寺社の魅力を少しでも感じてもらえると幸いです。

 

御朱印って何?

まずは朱印帳について簡単に説明していきます。まず御朱印と聞いてあなたはどのようなことをイメージするでしょうか?

「印」という文字があるので、印鑑ではないかというイメージが浮かぶかと思います。そうです。まさに印鑑のことです。

御朱印とは、神社や寺社へお参りした証明としてもらう印のことです。もともと御朱印は、納経をした証として授けられるものでした。

昨今、御朱印集めがブームとなり、御朱印ガールという言葉も出てくるほどでした。和歌が詠まれていたり、美しい印が押してあったりと多様なデザインに飛んだ朱印が増えたことが、人気を博した理由の1つだと私は思っています。

ただし、1つ注意していただきたいことがあります。それは、「御朱印はスタンプではない」ということです。集める楽しみはもちろんわかりますが、御朱印というものはその神社や寺社に祀られている神様や仏様とご縁を結んだ証としていただく、大変ありがたいものです。拝殿へ参らず、御朱印だけ貰うことは本来の目的(参拝ことの証明となるもの)ではないので参拝してからもらうようにしましょう。

 

「御朱印を集めると何か利益があるの?」と疑問に思う方もいるかもしれません。参拝するだけでもいいのに、どうして御朱印を集めるのでしょうか。

先にも少し述べましたが、御朱印は神様や仏様とのご縁を結んだ証としていただくものです。さらにそれは厳しい修行を積んだ証でもあるのです。

参拝していたあなた自身が亡くなったとき、また身近な人が亡くなったとき、御朱印帳(朱印をいただく台帳のようなもの)を棺の中へ入れてあげることで極楽浄土へ導かれると言われています。ただこの話には賛否両論があります。信じるか信じないかはあなた次第というわけです。

 

朱印のもらい方

さて、御朱印について説明しましたが、これからは実際に御朱印のもらい方について説明していきます。

まず朱印をもらうためには「朱印帳」が必要になります。朱印帳とは御朱印を書いていただくための台紙が冊子になったものだと考えていただければいいかと思います。今ではデザイン性に富んだ朱印帳がたくさん販売されています。社務所だけではなく、雑貨屋や土産物屋でも販売されています。自分でお気入りの朱印帳を探して手に入れてください。

朱印帳を手に入れたら、早速、神社や寺社へ行って御朱印を受け取りに行きましょう!

参拝を終えたら「社務所」へ行って御朱印をもらいます。「御朱印受付」という場所があるので、そこで朱印帳の御朱印を書いてもらいたいページを開いて渡します。その後、お代(だいたい300円ほど)を支払います。たったこれだけです。

あとは書いているところを実際に見るもよし、境内を散歩するのもよし、書き上がるまで自由に過ごしていただければと思います。私は毎回書いているところを「うまいなぁ」と思いながら見ています。達筆な人たちに書いていただけるので、書いているところはまさに芸術のようです。

 

いただいた御朱印の見方

さて、実際にいただいた御朱印を見てみましょう。何が書いてるかわからないと、ただの達筆な文字と朱印が記載されているだけに見えてしまいます。なので、どの部分に何が書いてあるかを知るだけでより御朱印が面白く感じられると思います。

神社と寺社で書かれていることが違う部分があるので、見比べてみると面白いかもしれません。

朱印部と墨書きの部分にわけて見ていきます。

神社の御朱印には、右側に「奉拝(謹んで参拝いたしましたという意味)」という文字、中央に神社の名前、左側に参拝日の日付が墨書きされています。また、朱印部は右側に社格・神紋・モチーフなどが押印され、中央に神社の名前が押印されています。

 

寺社の御朱印は、右側に「奉拝」の文字と参拝年月日、中央には御本尊名やお堂の名前、そして左側に寺院名が墨書きされます。また朱印部は、右上に山号や札所の番号、中央に御宝印や三宝印が、左側に御朱印をいただいた寺院名やお堂印が押印されます。

御宝印とは御本尊を表す梵字が入った朱印。また、三宝印の三宝とは仏宝・法宝・僧宝のことで、三宝印はその三宝が刻まれた、「仏法僧宝」の4字が刻まれた、朱印のことです。

一度、もらった朱印をよく見てみてください。「この場所にはこんなことが書いてあるのか」ということがわかると御朱印がもっと身近なものに感じられると思います。もらう神社や寺社によっていただく朱印が異なるので、多くのところを回ってみると面白いかもしれません。

 

おわりに

今回は、御朱印について紹介させていただきましたがいかがでしたでしょうか?

少しでも神社や寺社に興味を持ってもらえると幸いです。神社や寺社はどうしても敷居が高いと感じてしまう場所でもあります。まさに入り口にSPが立っているハイブランドのお店のような感じなのです。親世代や、それ以上の年齢の方が行く場所だと思っている人もいます。また私の友人たちのように「何が面白いのかわからない」「つまらない」などのマイナスイメージを持っている人もいます。

しかし、そのような人たちも初詣には行くのです。なぜなら、「初詣」というきっかけがあるから。入りにくいハイブランドのお店でも、恋人へのプレゼントを買いに行くというきっかけがあれば入店しますよね? それと同じように神社や寺社にも行くきっかけが必要だと思うのです。だから私は「御朱印」がそのきっかけになればと思っています。

神社や寺社ほど奥が深く、面白いカルチャーはないと思っています。もっと身近に感じてほしい。もっと興味を持って欲しい。御朱印を通して神社や寺社へ行くきっかけを作ってみてはいかがでしょうか?

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